07.02.23 本日は単純に続きの作業


こきたねーピストンのカーボン落とし終了、重量あわせは面倒なので省略、でもこういうところを積み重ねるところが実はまっとうなNAチューンなんですけどね。ラメエンジンみたいな異常なクランク回転数のNAエンジンはいかにバランスをとるか、いかにきっちり組めるかが結局は大きなフィールの違いになって最終的には現れてきてしまいます。手を抜いたら駄目なんですけどね、ホントはね。今回はとりあえず普通に回るというのが目的なので必要以上の手間は省くことにします。


でもって次はキタネーヘッドの外側をきれいにします。中身を外したヘッドにカバーを付けてマスキングです。ちなみにこのヘッドカバーはマグネシウム製でえらく軽いです。なんでまたこんな目立たないところをマグにしたんだか、ヤマハさんの考えることはさっぱりわかりません。クソ重いエンジンなので少しでも軽くしたかったのか、でもって重心を下げるために一番高いところにある部品を軽量にしたんですかね、なんなんでしょ。ちょっとバブリーな感じの部品ですね。


少々砂が入っても削れなければいいので排気口は紙を詰めました。下面はきっちり保護したいので布テープです。オイルラインには適当なボルトをはめました。泥とオイルで幾ら洗ってもきれいにならんのですよ、手間がかかるったらありゃしない。


吸気側はきっちりマスキングです。平面をきっちりと出さなければいけない部分は保護します。冷却水路はOリングの当たり面さえ保護できればいいので紙詰めです。


はいできあがり、洗浄を終えたところ、これから各平面の修正と乾燥です。

これから各クランクケースカバーを外して洗浄、ブラスト、塗装となります。しかしクランクケース割るの面倒だな、エンジンの塗装どうしようかしらん。さすがに大変ですな。シリンダーと各クランクケースカバーとヘッド塗ってよしとしちゃいましょうかね。

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