06.11.27〜 キャブおそーじ
次はエンジンにかかろうかと思ってタンス。ところが、ラメエンジンは3LN(FZR250R)ラメキャブは2KR(FZR250)、そのままでは憑きません。オリジナルラメはキャブとエンジンをつなぐインシュレーターにいいかげんな加工がしてあって無理矢理つないでます。これではセッティングも出ないしエアーも漏れるしダメダメなので3LNのキャブを使うのか、2KRのキャブを使うのか決めなければイケマセン。キャブが決まればシリンダーヘッドが決まりますのでエンジンに取りかかれます。3LNキャブは以前壱号車に使おうと思ってOHしたモノがあります。ですがこれは次期壱号車なめらかエンジン仕様に使う予定でしたのでここで放出したくはないんです。エンジンもラメは中がどうなってるか不明なのでなるべくなら2KR系のエンジンにして誤魔化したい。そのためにはラメキャブの復活が必要なんですな。そんなわけでドロドロべたべたラメキャブをオーバーホールしてみませう。
上が3LNキャブ、下がラメキャブです、フューエルラインやアクセルの取り回しなどちょっとずつ違います。さらに一番大きな違いは各インテークの間隔、ピッチが違います。2−3番の位置が3LNの方が真ん中に寄ってます。シリンダーヘッドの吸気側のピッチの違いでココの違いが出来たようです。ちなみに内径はやや3LNの方が大きくて高回転仕様です。中身はどちらも負圧キャブであんまり違いはありません。
4連なのでそれぞれバラバラにしないとOH出来ません、まずは4つばらばらに・・・・、どっかのバカがねじなめちゃってます。
ここも・・・。ばらそうとしてネジをなめて撤退したようです。他は大丈夫でした。プライヤーで頭を握って何とか外せました。錆び付きよりはカワイイか。
負圧キャブの命、ダイアフラムです。ニードルも案外きれいでダイアフラムもピンホールなどはなく許せる状態です。
でもダイアフラムの大気圧側はホコリだらけ、手入れしてなかったんだね。ひょっとしてエアクリ外してたのか?負圧キャブだからそんなことしたらまともに走らんと思うが・・・。なんでだろ??
フロートチャンバーの底にはなにやらニカワのような錆のような、これで燃料フィルターの交換は決定です。タンクの中も錆びてるんでしょう。フロートチャンバガスケットもぺったんこに潰れて平らになってます。再利用して大丈夫かいな?ま、漏れたら交換ってことで。
ジェット類は思ったよりもきれいで詰まりもありませんでした。フロートのピンを抜いて
フロートバルブの確認、段差もないし許せます。フェザーからジールに至るヤマハのこの系統の車種のキャブはフロート周りが弱く、ここの異常でよくオーバーフローします。この3番キャブは大丈夫そう。
ジェット類を外してエアーブローしてキャブクリーナーにドブ漬け、ガソリンで洗浄して再度エアブローします。キャブのボディーは別に洗って組み付けて終了です。
一個終了、あと3個
次はキタネー2番かな。
エアクリ側になぜかクーラントが・・・・。???なんで?ありえない、さらに何かトラブルの予感がします。これを見てやる気を失ったので本日はココまで。